気が付けばゲムマ当日まであと一週間ちょっとですね。
あれやこれやと準備に取り掛からなければ…あわわ。

と、とりあえず心を落ち着けるためにカタログを熟読…と。

今回カタログを読んで気づいた点が二つありました。

ひとつは【サンプル提供制度】、そしてもうひとつは【ゲムマ秋の開催日】についてです。

【サンプル提供制度】
ゲームマーケット事務局に新作ゲームをサンプルとして提供すると、プレイレポート記事のために使用されるかもしれない……とのこと。

『例えるなら、出版業界のライターへの献本に似ていて、ラノベ業界のレビュワーのような人間を育てる意味合いもあります』

なるほど。アナログゲーム業界、ひいてはアナログゲーム文化の醸成にはレビュアーの存在が必要になってくるようです。

確かに日の目を見ないままお蔵入りとなる良作、実は結構あるんじゃないでしょうか。(ひと目を引くようなパッケージデザインまで予算が回らない。知識が足りなくてウェブでの告知がうまくできない。当日のブース運営に人員が割けない、などなど)

そういった個々のサークルが抱える諸問題を全面的にとっぱらって、純粋にゲームの善し悪しで判断できるようなレビュアーさんがいて下さると、ゲームを作る側としても心強いものがあります。

当日、ブースでの頒布が実を結ばなくてもレビュワーさんからの高評価を得て、じわじわと人気が出るなんてケースもあるやもしれませんね。

サンプルは新品でなくても良いとのことなので、試遊に使ったものを提供する、というのが良さそうです。

【ゲムマ秋の開催日】
ゲームマーケット2016秋、開催が2016年12月11日(日)…と。

暦では冬真っ盛りですが…まぁその辺のツッコミは置いておくとして。例年11月下旬に開催される予定から一ヶ月弱ずれ込んだのは、やはり会場が「東館7・8ホール」という場所に移るからなのでしょうか?

事務局サイドの思惑は不明ですが、作り手としては猶予が伸びるので、余裕が生まれる感じです。

11月開催だと7月に申し込んで、9月下旬には印刷会社へ入稿しないと間に合わないくらいのスケジュールだったので、その点では助かりそうです。

寒い季節になりますが、それにも増して熱いイベントになればと思っております。