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2014年秋のゲームマーケットに出展されましたハッピーゲームズさんの『幻影探偵団』をプレイしました。
髑髏王を当てる推理ゲームなのですが、ゲーム内容もさることながら、私は特にコンポーネントに興味を持ちました。

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『幻影探偵団』非常に凝った作りだな、という印象を受けました。
極彩色の箱を開けると、ボード、カード、トークン、シートと多彩なコンポーネントが登場します。それぞれの使い方は、ひとつひとつ覚える必要があるので若干の取っつきにくさを感じましたが、一度プレイすれば簡単に覚えられました。

それらコンポーネントに対し『ゲームプレイにあたり過不足ない優れた道具』という感想を持ちました。ひとつひとつに、作者の熱い想いが込められているな、と。それと同時に『ペイできたのかな』とも思いました。

亡国のタイドラインを制作するにあたり、一番お金が掛かったのが印刷費でした。下世話な話ですが『幻影探偵』も、これだけのコンポーネントを用意するとなると、印刷費高く付いただろうな、と想像します。デザインや装丁もひとつひとつ考えて、時間掛かっただろうな、と。

ゲーム製作には、金も時間も掛かりますが、それを惜しまない情熱と、リスクを恐れぬ勇気が肝心だと、改めてハッピーゲームズさんの『幻影探偵団』をプレイして感じました。

後進のゲーム制作者として、勇気づけられた気がしました。

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